チキンソテー
レシピだよ
フレンチの定番、合鴨のソテーのオレンジソースを手に入りやすい鶏肉で代用してみました
フレンチとは言っても割と一般的に家庭料理としても作られるもので、少しオシャレで且つ簡単なので料理のレパートリーを増やすには良いかと思います
調べてみれば作り方はめちゃくちゃあります。そのうちのひとつ、僕が一番よくやる方法を紹介します
自然な甘みのさっぱりした感じの料理になるので老若男女問わずいけるんじゃないかな。
・材料(2人分)
鶏もも肉 1枚
オレンジ 1個(100%果汁のジュースで代用可(※1)
タマネギ 1/2個
レモン汁 小さじ1(※2)
バター 大さじ1
コンソメ 小さじ1/2
塩コショウ 適量
オリーブオイル 適量
・あると良い材料
セロリ 6cmくらい
ニンジン 1/2本
マーマレード 小さじ1
白ワイン 大さじ1
パセリ 適量
以下、あると良い材料もそのまま記述しますが無くても作れるのであったら入れる感じでアレしてください。ただ、入れた方が絶対美味しい
・準備
鶏もも肉の皮目に斜めに軽く包丁を入れ、身の方を包丁かフォークでザクザク刺す、しなくてもいいけどコレやらないと縮む
タマネギをみじん切り、セロリ・ニンジンを細切りにする
オレンジを絞って小皿か何かに入れておく。
絞った実も勿体無いのでスプーンで削いで果汁に入れておく。白い綿の部分は入れると苦いので入れない程度に
・作り方
1、フライパンに分量のバターと小さじ1程度のオリーブオイルを入れてバターの香りがしてくるまで中火で熱する
2、強火で鶏肉を皮から焼いてパリッとするくらいまで焼く、裏返して皮に強めに塩コショウを振って反対側も焼き目を付ける、ここでは中まで火を通さない
3、鶏肉を浅過ぎない皿(肉汁が出るため)に避け、フライパンでタマネギ・セロリ・ニンジンを炒める
4、タマネギが透明になったら(※3)塩コショウして馴染ませ、鶏肉を肉汁と共に入れる。
オシャレにナイフとフォークで食べる予定なら皿の上で半分に切って、家庭料理らしく大皿で出すならいくつかに切ってからフライパンに投入し、オレンジ果汁・コンソメを加えて蓋をして弱火で煮る
5、鶏肉に火が通ったら皿に盛り、フライパン内のソースにレモン汁・マーマレード・白ワインを入れてフライパンを揺すりながら強火で煮詰める(※5)
6、ソースにとろみが付いたら塩コショウで味を調えて鶏肉にかけ、パセリを散らして完成(※6)
・備考と考察
※1、オレンジジュースは濃縮還元率が低くフレッシュジュースに近いカクテル用のものが望ましい。でもまあ、オレンジ買っても単価は変わらないと思う
※2、普通に売ってるオレンジは酸味に乏しくて実はソース向きではないのでレモン汁を入れて調整していますが、あくまで物によるのでソースを煮詰める際に味見しながらレモン汁で酸味を加減出来るならその方が良いです
※3、タマネギを透明以上に炒めた方が当然味は良いが、出来上がりがくすんだ色になるので一長一短。さらに言えばオレンジのソースなので尚更色は綺麗な方が良いと思わないかね?
※4、ここでコーンスターチや小麦粉を少し入れるレシピもある。とろみを調整した方が素材への絡みは良いがソースが濁って見た目に欠けるので僕は入れない。あると良い材料のマーマレードを入れると水飴効果でとろみとツヤが出て且つ果皮も加えられて見た目が良くなるので是非入れたい所
※5、ソースを煮詰める際にローリエを入れるレシピもあるが、あくまでオリジナルレシピの合鴨の臭みを消すのに用いるもので、鶏肉で作るなら個人的には適合するとは思わない。タイムやローズマリーなら鶏肉に合うかも
※6、付け合せに合うのはほうれん草のソテー・じゃがいものソテー・ブロッコリーのボイル・ニンジンのグラッセです、普通ですね!
・発展と応用
オレンジを柚子やレモンに換えればそれなりにそういうものになるし、よくあるレモンバターソースは殆どこの作り方で出来ます
ちなみに白ワインやシャンパンに合います。たぶん白は中辛のリースリング種がいいかな。安価なとこではカリフォルニアやオーストラリアのリースリングは狙い目だと思います
バターを控えてニンニクをカリッと炒めて黒胡椒を効かせると赤ワインに合う、当然ながら赤ワインに合わせるならソースに使うワインも赤で、むしろその方が色鮮やかなソースになって高級感あるかも
その場合赤ワインはメルローかピノノワールが良いかも、口当たりの軽い鶏料理なのでライトボディの割りと若いワインでも美味しく食べられるはず
ハーブスパイス効かせてカリカリの手羽先で作るのも美味しいと思う。お酒飲むときに作ろ
ぱぁすた!!
カルボナーラのレシピと作り方です
カルボナーラはパスタ類の中でも時間の掛かる下準備や缶詰のソース等を使わずに作れるので、今作って食べたい時に便利ですが、正統なレシピは技術的に深く、誰でもいつでも上手に作れるとは言い切れないものということ。
また日本で一般的なレシピは本場イタリアのものに比べて明らかにヘビーでこってりしたパスタという認識が一般的かと思います
上記の点を改良し食べ易く且つ作り易いように構成したレシピを紹介します
・材料(1人分)
ロングパスタ 80g(※1)
卵 2個
パルメザンチーズ 大さじ2
ベーコン 50g
タマネギ 1/4個(※2)
牛乳 小さじ2
シーザーソース 小さじ1/2(※3)
マヨネーズ 小さじ1/2
粗挽き黒胡椒 適量(出来れば挽きたてのものを
オリーブオイル 適量
・準備
大き目の鍋にたっぷりのお湯を沸かし塩をひとつまみ入れる(※4)
タマネギを薄切りにする
・作り方
1、パスタを茹でる
2、フライパンにオリーブオイルを大さじ1程度入れてベーコンから脂が出なくなるまで中火でよく炒める
3、フライパンにタマネギを入れて軽く炒め、パスタの茹で汁を小さじ2杯ほど入れて、フライパンに出た油ごと全部ボウルの中に入れる
4、ボウルに卵1個、黄身1個分、パルメザンチーズ、牛乳、シーザーソース、マヨネーズを入れて大きめのフォークで泡立たてない程度に混ぜ、パスタを茹でているお湯に当ててボウルの底を手で触れる範囲で全体を温める(※5)
5、茹で上がったパスタをボウル(※6)に入れ手早くソースと絡める、この時パスタを茹でていた鍋の上か中に入れて全体がとろみを帯びるまで良く混ぜる
6、塩コショウで味を調え、パスタを皿に高く盛り黒胡椒を全体に振り掛けて完成、好みで粉チーズを掛けても良いかと。
・備考と考察
備考は長いですが所詮正しいかどうか分からない知識のお話で、留意点ではないので作業自体は簡単です、読み飛ばしても問題ないかなと。
※1、パスタは一般的に一食80~100gです、80gあれば女性でもおなかいっぱいになります。普通の男性なら120gくらいあってもいいですが特にパスタ以外の分量は増やさずこのままのレシピで、物足りないなら粉チーズを掛けてから食べて。
※2、カルボナーラに本来野菜は入れないけど食感にアクセントが欲しいのと、味に深みを出すのに入れてみました。
無くても作れますし無いのが普通です
※3、シーザーサラダに掛けるアレです、どこのスーパーでも売ってます。
主にチーズ・ニンニク・アンチョビで出来ているのでこれのためだけにニンニクとアンチョビを用意するより楽です
※4、パスタを茹でる時よくやる工程ですが、塩を1%以上入れないとパスタの表面がヌメります
※5、このレシピにおける最重要項目です、カルボナーラはフライパンに卵液とパスタを入れて火に掛けながら混ぜるのが通説ですが、加減を誤るとスクランブルエッグになったり、そうでなくても食感が悪くなりがちで、カルボナーラを難しい料理にしてしまう原因でもあります。
でも、単にボウル内で混ぜるのでは温度が足りないので予熱が重要
卵黄は65度で固まり、卵白は75度で固まるものの60度付近から一部固まり始めます、温泉卵の白身の固まり具合をイメージしてもらうと分かり易いかと思いますがこの調理法ではその性質を利用しています
また生物が拒否する温度の境目もタンパク質が固まる境目に近いので、触れなくなったら鍋から外し湯煎する方法で適切に固まる直前の50~60度の範囲まで予熱出来ます
※6、意外と大事ですが、この時使うボウルはステンレス製の方が熱伝導がよく満遍なく熱が入るので金属製の物をオススメします
余談ですが、これと同様に火を止めたフライパンに茹で汁を入れて温度を下げて、フライパン内でソースと絡める方法もありますが、フライパンほど口が広いと熱が逃げ易くて上手くとろみが付かなかったり、分量のパスタを扱うには狭いため手早く混ぜられず結局ダマになることもあり得るので、ボウル内で絡めるのが1番楽だと思います。
ろはレシピ
僕の大好きな『ネギとシラスのペペロンチーノ』のオリジナルレシピです。
比較的単純です
・材料(一人分)
ロングパスタ 100g
長ネギ 1/2本
シラス 60g
ニンニク 1片
鷹の爪 1本
アンチョビペースト 適量
醤油 適量
オリーブオイル 適量
黒胡椒 適量
・作り方
1、塩をひとつまみ入れたたっぷりのお湯でパスタを茹でる
2、長ネギを青い部分と白い部分に分け(※1)、青い部分を大ぶりに斜めに、白い部分を白髪ネギの要領で縦に細長く切って水に晒しておく
3、冷たいフライパンにオリーブオイル大さじ3杯とみじん切りのニンニク、種を取り除いた鷹の爪を入れて弱火でゆっくり加熱する
4、味見をしてちょうど良い辛さになったら鷹の爪を取り出し、シラス、青いネギを入れて中火で炒める
5、ネギがしんなりしてきたらアンチョビ、黒胡椒、パスタの茹で汁を大さじ2杯入れ強火にし全体を馴染ませる(※2)
6、十分熱せられたフライパンの縁から醤油を回しいれ(※3)、素早くパスタをフライパンに入れてソースを絡めて火を止める
7、皿に盛り付けて白いネギを上に盛ったら完成
・備考
※1、ネギは青と白の部分で別の野菜とも言えるほど性質が違います、青い部分は繊維が硬く加熱によって風味が出るので早い段階で、白い部分は生でも柔らかく甘みがあるので後半から仕上げに入れます
※2、この時フライパンを傾けてアンチョビを茹で汁に溶かして沸かすようにすると臭みがなくなるので良いです、シラスにもかなり塩分があるので入れすぎないように注意してください
※3、熱せられたフライパンに直接醤油を掛けて焦がし醤油にするイメージです、ジューッと激しい音がするくらいで成功です
・応用
アンチョビを酒盗(カツオやマグロの内臓の塩辛)に換えると非常に美味しいです
シラスをシメ鯖やオイルサーディンにしても美味しいです、上記の場合も共に茹で汁を入れる際日本酒を少し入れて香り付けすると更に美味しいです
黒胡椒を山椒に換えると和風度が増します、特にイワシのオイルサーディンで作る場合山椒の方が圧倒的に合います
一人暮らしのいろは
もうすぐ春です。
ピザ職人って、手の上であっという間に生地を伸ばすじゃないですか
すごいですよね〜
グーチョキパーで
グーチョキパーで
グーチョキパーで
何作ろう
何作ろう
右手はグーで
左手もグーで
え、よく見たら両方とも右手じゃない?
怖っ………